日本建築・日本の街を考えていきます。(岩井慎悟)


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古民家を活用しよう!『2・方法』

『ザ!鉄腕!DASH!!』などのテレビ番組や雑誌などの影響もあって古民家での生活・暮らしに憧れている方も最近では増えてきているように思います。
それでは、実際に古民家に住む為には、どのようなことを考え、どのような方法で実現していけばよいのか?
まずは、当たり前ですが、やはりそのような物件を探すことから始めないといけません。
自分が暮らしたい地域、田舎に実際に行ってみると、けっこうそういう物件の立て看板を目にします。
古民家や町家を得意にしている不動産屋さんもあるので、そういうところで探すのも一つの手段だと思います。
実際に物件が見つかったあと、古いその地域の人たちとの交流といった問題もありますが、私は建築のプロとして、もう一つの問題である建物の補修や修繕といった面での説明を少しします。
まず、建物の状態は、物件によって様々です。
軸組をそっくりそのまま利用できるほど良い状態で残っている古民家の場合は、多少の部分補修をすることですぐに利用し住まうことが出来ます。
座敷や居間などで、大黒柱や梁などの構造材が立派でしっかりしている場合も、痛んでいる部分の骨組のみを補修または補強・取替えることで十分に利用することができます。
また、そのまま建物を利用するには痛みがひどい場合でも、大黒柱や差し鴨居などの大断面の材は削り直して利用したりしながら、補修を最小限にしながら利用することもできます。
建具や欄間などで優れたものはそのまま活用できますし、煤竹などは価値が高く、歴史を肌で感じるものは手を入れたり換えたりする必要はないでしょう。
あとは、自分の生活スタイルがどの辺りまで現代の生活から切り離すことができるかによって、補修や改築の度合いが変わってくると思います。
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by 100nenya | 2005-06-16 00:04 | 日本の家を考える